261福原愛優勝(卓球ワールドツアー・オーストラリアオープン)

オーストラリアオープン(6月3日〜7日,ゴールドコースト)の女子シングルスで福原愛が優勝した。前週のフィリピンオープンでは石川佳純に負けて準優勝だっただけに嬉しい優勝だ。
今大会の福原は1回戦から安定し,準々決勝では国際大会では負け越している石垣優香に 4-1 (13-11, 11-4, 8-11, 11-6, 14-12) と粘り勝ちし,準決勝では2回戦で伊藤美誠に勝った韓国のベテラン文荽晶(Moon Hyunjung),決勝では田志希(Jeon Jihee)に圧勝した。文は絶滅器具種・日ペンの使い手で準決勝まで勝ち上がったのは立派。
準々決勝で石川に勝った香港の帖雅娜(Tie Yana)は34歳のベテラン。前陣での攻守が抜群だった。
大島祐哉は男子シングルスで3位,U21で準優勝に終わった。香港の何鈞傑(Ho Kwan Kit)との準決勝では第1ゲームと第3ゲームをジュースで落としたのが痛かった。張禹珍(Jang Woojin)とのU21でもジュースになった3ゲーム中2ゲームを取りきれなかった。前週のフィリピン大会では優勝していただけに惜しまれる3位ではあった。
U21女子シングルスではフィリピン大会と同様佐藤瞳と早田ひなとの決勝となり,佐藤瞳が連破した。佐藤瞳は石垣に続くチョッパーとしてシニアでの活躍が期待できる。攻撃力が確実に上がってきている。