815ウェアラブル・デバイスとクオンティファイド・セルフ

コロナ禍で体育館が使用できなくなったとき以来,松山城や松山総合公園でのオジサンポ(時々オジカケッコ)が習慣化し,現在では卓球デーでない週末を中心に松山総合公園でのオジサンポを続けている。

iPhone に入っている「ヘルスケア」とそれに連携したアプリ「歩数計」,「Google Fit」,さらには地元南海放送のアプリが愛用品だ。「歩数計」は毎日の歩数をカレンダーに表示してくれ,また自己ベスト表示も重宝している。「Google Fit」は歩数と強めの運動の目標の達成状況がわかる。使ってはいないが,心拍数の確認や呼吸数の記録もできる。南海放送アプリは一日の歩数に応じて3ポイントまで獲得し,すばらしい(?)特典と交換できる(累計ポイントの第1位は昨日段階で1,155ポイントで,評者のそれは851ポイントだ)。

最近ランニング依存症という言葉を知った。いささか歩数計依存症になりかけていた反省もあり,毎日1万歩の目標にはこだわらず健康・体力維持という目的を忘れずにオジサンポを続けていこうと思っている。

オジサンポ時は iPhone を使えるが,激しい運動の卓球時には iPhone は使えず,運動量の数値化ができないことが課題である。

そんなおり,グリンバーグ美穂「指輪で健康管理 睡眠,心拍,運動量…米国で人気,オーラリングが変えた私の生活」(The Asahi Shimbun GLOBE+,2022年6月4日付→https://globe.asahi.com/article/14635630)を読んだ。アメリカで指輪の裏側についているバイオセンサーを通じて睡眠,心拍,体温,歩数などをスマホとペアリングできる「オーラリング(Oura Ring)」が流行っていることを伝えていた。元ノキアのエンジニアらによるフィンランド初のスタートアップが開発したとある。Apple Watch や Fitbit もヘルスケアをひとつの特徴としており,いまや腕時計(トラッカーを含む)型だけでなく指輪にもなっている。

コロナ禍や在宅勤務による健康管理への関心の高まり以外にもアメリカの健康保険や医療費の高さがウェアラブル・デバイスと健康・活動の数値化による自己管理(Quantified Self: クオンティファイド・セルフ)に結びついているようだ。

いわゆる指輪をはめることにためらいがあった。ウェアラブル・デバイスが指輪型というのであればはめるに抵抗がない。問題は購入資金だ。

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