248関西の大学力

朝日新聞』の全面広告に,朝日新聞と「大学ランキング」タイアップ企画「関西の大学力――偏差値で語れない本当の大学の魅力とは[前半]」があった。8面を使った大型広告である。朝日新聞出版「大学ランキング」中村正史編集長の「大学は変わっている。」のフロントページから,追手門大学――キャリア形成力,大阪工業大学――社会人基礎力,関西外国語大学――国際キャリア教育力,神戸学院大学――相互教育力,滋賀大学――学生企画力,同志社大学――初年次教育力,桃山学院大学――実践学士力まで7大学がそれぞれ1面広告を出している。
「大学ランキング」の取材記事として編集されており,広告っぽさを緩和した広告になっている。「国立大学法人滋賀大学は,JR新大阪駅にも大きな広告を出していた。
大学進学率が50%を超えたとはいえ,18歳人口は減少しつつあるなかでいかに受験生を集めるかという大学と広告収入が伸び悩んでいると言われる新聞との思惑が一致した特集といえるだろう。西日本限定だとしても1面広告は1千万円を軽く超えるのだろうか,と下衆の勘ぐりはつづく。
明日は,大阪経済大学――進路支援力,関西大学――”考動”力,甲南大学――人物教育力,神戸親和女子大学――教員・保育士養成力,摂南大学――進化力,同志社女子大学――リベラル・アーツ教育力,立命館大学――ジブン国際化力,の特集広告だ。