621丹羽・上田ペア,優勝(卓球ワールドツアー・オーストリアオープン)

プラチナ大会のひとつであるオーストリアオープンは最終日をむかえている(リンツ,19日〜24日)。
男子ダブルスの丹羽孝希・上田仁ペアはドイツのフィルス(FILUS Ruwen)・ヴァルター(WALTHER Ricardo)ペアに,3-1 (11-7, 9-11, 11-9, 11-8) で勝ち,優勝した。このペアでの優勝は初めてで,それぞれ別のペア同士で計7回の優勝がある。
女子ダブルスでは橋本帆乃香・佐藤瞳ペアが中国の陳幸同(CHEN Xingtong)・孫穎莎(SUN Yingsha)ペアに,2-3 (11-4, 7-11, 11-7, 10-12, 4-11) で惜しくも準優勝にとどまり,4回目のツアー優勝はならなかった。
男女のシングルスでは松平健太丹羽孝希早田ひなが準々決勝で中国選手(方博 FANG Bo,林高遠 LIN Gaoyuan,顧玉婷 GU Yuting)に負け,ベスト4に残れなかった。女子の石川佳純は中国の王芸迪(WANG Yidi),平野美宇は顧にともに1回戦で負け,上位進出はならなかった。
中国はワールドツアー大会では珍しく男女合わせて21選手をエントリーしていた。女子の陳恵(CHEN Meng)はじめ10代から20代前半までの実力選手が目白押しだった。男子優勝の林高遠は22歳,女子優勝の王曼ユ(「日」に「立」)(WANG Manyu)は18歳。中国の選手層は厚い。