書誌情報:彩図社,279頁,本体価格682円,2020年1月9日発行
--
渡鹿野島は三重兼志摩市東部の的矢湾にある。周囲約7キロ,人口200人ほどの小さな島である。島にはパブやスナックを看板にした売春斡旋所「置屋」があった。売春で成り立っていた島が行政の「クリーン化」策や観光振興で変わりつつある。
売春産業に関わった当事者への取材から浮かび上がってくる人間模様はきれい事ではすまされない現実を炙り出している。
小学生に読んで欲しい本ではないのに年齢表記「才」を使うのはなぜだろう。「昭和1960年代以降」(172ページ)には驚き桃の木山椒の木だった。
-1年前のエントリー
--「一家に1枚 元素周期表(第11版)」→https://akamac.hatenablog.com/entry/2019/02/14/222000
-2年前のエントリー
--イエンス・フェリッカ著(今野昇訳)『ワルドナー伝説』(WEB版)Vol.5→https://akamac.hatenablog.com/entry/20180214/1518615920
-3年前のエントリー
--アキ・ロバーツ/竹内洋著『アメリカの大学の裏側――「世界最高水準」は危機にあるのか――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20170214/1487080480
-4年前のエントリー
--高やすはる著『トラベル・イズ・トラブル――安全な旅は退屈だ!――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20160214/1455458235
-5年前のエントリー
--フレイタス,ベスト8進出(卓球ワールドツアー・クウェートオープン)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20150214/1423924196
-6年前のエントリー
--中国「紅色コレクション」→https://akamac.hatenablog.com/entry/20140214/1392388543
-7年前のエントリー
--一橋大学のマルクス経済学→https://akamac.hatenablog.com/entry/20130214/1360850868
-8年前のエントリー
--八百啓介著『砂糖の通った道――菓子から見た社会史――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20120214/1329230631
-9年前のエントリー
--リチャード・ランガム著(依田卓巳訳)『火の賜物――ヒトは料理で進化した――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110214/1297694822
-10年前のエントリー
--海老原嗣生著『学歴の耐えられない軽さ――やばくないか,その大学,その会社,その常識――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20100214/1266155982
-11年前のエントリー
--大学犬はなちゃんの日常(その101)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090214/1234581268
-12年前のエントリー
--原稿料・印税収入がある人のための確定申告→https://akamac.hatenablog.com/entry/20080214/1202976526
-13年前のエントリー
--情報化社会と市民社会――「知性」の「連合」にむけて――→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070214/1171446694