374男子もメダル確定(卓球世界団体選手権)

男子の準々決勝で香港を3-1で破り見事準決勝進出を決めた。4連続銅メダルだったが,さらに色の違うメダルを狙う。
水谷(A),吉村(B),丹羽(C)でホ(HO Kwan Kit)(X),黄鎮廷(WONG Chun Ting)(Y),唐鵬(TANG Peng)(Z)のオーダーだった。第2試合で吉村が黄に逆転勝ちしたのが大きかった。0-2から第3ゲームをジュースで取り,第4ゲームも7-9の劣勢から連続4ポイントで2-2に持ち込む。最終第5ゲームは黄のバッククロスを見事なブロックではね返すなど,じわじわと効き始めたサーブの威力をパワードライブで狙い撃ちする攻撃が実った。
第4ゲームの水谷も黄にたいし1-2から逆転勝ちした。第5ゲームも4-6からサービスミスをし万事休すという状況から盛り返した。6-8からのロビングで相手のスマッシュミスを誘い,マッチポイントを一旦は握るが,10-11と逆にマッチポイントを握られる。そこから強気の攻撃で試合を締めくくった。
吉村の粘りと水谷の負けない卓球がチームを準決勝に導いた。丹羽は同タイプの唐鵬にまったくいいところなく0-3で負けた。素人目にも丹羽の淡泊さが気になるところだが,良くも悪くもこれが丹羽の卓球だ。
準決勝はこの後あるイングランド対フランスの勝者とあたる。試合は明日だ。
日本女子はこの後準決勝で北朝鮮と対戦する。予選リーグでは3-0と完勝しただけに期待できる。北朝鮮は準々決勝でシンガポールに3-2と勝ち,準決勝に進んだ。