書誌情報:平凡社新書(949),223頁,本体価格820円,2020年7月15日発行
- 作者:雅章, 新戸
- 発売日: 2020/07/17
- メディア: 新書
切れ者の本草学者,凄腕の鉱山技師,次々にベストセラーを出す人気戯作者,気鋭の絵師,産業技術家と多彩な業績で知られる平賀源内の評伝である。源内は52年と長くはない生涯ながら多芸多才振りを発揮した。田沼意次の時代に殖産振興にかけるもあまりにも時代に先駆けた異才を丁寧に紹介していた。
『解体新書』の挿絵を描くことになった小田野直武(秋田藩角館)との師弟関係が,源内の角館の鉱山調査にあった。
「科学が偉大なアマチュアのものだった時代に,東洋の島国にも源内という飛び切りの異才がいた」(214ページ)。
坊っちゃん劇場は源内を主人公に「第8弾 奇想天外☆歌舞音曲劇(みゅ~じかる)『げんない』」を上演(2013年4月13日〜2014年3月16日)したことがある(→http://www.botchan.co.jp/gennai/index.html)。
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