1403日本の大学・短大数と私立大学・短大入学志願動向

2023(令和5)年度学校基本調査(速報値)が公表された(2021年8月23日→(調査期日:5月1日現在)https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2023.htm)。
日本の大学数は過去最多の810校となった。公立大学数102校,私立大学数622校も過去最多である(国立の最多は2003年度の100校)。
短期大学は300校となった。1995(平成7)年度には596校(国立36校,公立60校,私立500校)もあった。四半世紀でおおよそ半減したことになる(1995年短大数の50.3%)。

  • 大学総数810校(前年度比3校増:過去最多
  • 国立大学86校(前年度比増減0校)[学部を持たない4大学院大学を含む][過去最多は2003(平成15)年度の100校]
  • 公立大学102校(前年度比1校増:過去最多
  • 私立大学622校(前年度比2校増:過去最多
  • 短期大学総数300校(前年度比9校減)
  • 国立短大0校(前年度比増減0校)
  • 公立短大14校(前年度比1校増)
  • 私立短大285校(前年度比10校減)

また,同年度の私立大学・短期大学等入学志願動向が日本私立学校振興・共済事業団から公表された(→https://www.shigaku.go.jp/s_center_d_shigandoukou.htm)。大学については607大学中600大学,短期大学については289短大中276短大が集計されている。
とりわけ目についたのは,大学についてはついに半数以上の53.3%(320大学)が定員割れとなったことである。短大についても92.0%(254短大)が定員割れとなり,ついに90%を超えた。総合型選抜(旧A0入試)やいわゆる推薦などによる入学者の割合も大学55.2%と過去最多となった。