260経済理論学会編『季刊 経済理論』第46巻第3号

書誌情報:桜井書店,110頁,本体価格2,000円,2009年10月20日発行

季刊経済理論 第46巻第3号

季刊経済理論 第46巻第3号

  • メディア: 単行本

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特集は,「経済学の数理的方法と記述的方法」。マルクス経済学の数学利用,数理的方法の意義,新古典派理論との対話など興味深い論稿が並んでいる。桜井書店のウェブでは目次と「特集にあたって」を読むことができる(→http://www.sakurai-shoten.com/)。

ジャンル 執筆者 タイトル
特集 経済学の数理的方法と記述的方法 -
特集 佐藤良一 特集にあたって
特集 藤森頼明 Marx経済学と数学――過去,現在,未来――
特集 守 健二 ペロン‐フロベニウス定理の経済学への応用――数学者たちの「マルクスの基本定理」――
特集 大西 広 数学利用におけるマル経/近経問題
特集 塩沢由典 経済学の現状打破に数学はどう関係するか
論文 NAMHOON KANG & DONG-MIN RIEU The Case for Reformulating Marx’s Theory of the Falling Rate of Profit
論文 佐々木啓明 産業予備軍創出効果を考慮したカレツキアン・モデル
論文 柴田 努 日本における株主配分の増加と賃金抑制構造――M&A法制の規制緩和との関わりで――
書評 川波洋一 藤武著『マルクス再生産論と信用理論』
書評 沖 公祐 櫻井毅著『資本主義の農業的起源と経済学』
書評 関下 稔 一井昭・渡辺俊彦編著『現代資本主義と国民国家の変容』
書評 柴田�太郎 ロバート・ポーリン著/佐藤良一・芳賀健一訳『失墜するアメリカ経済――ネオリベラル政策とその代替策――』
書評 渡辺雅男 ロバート・パクストン著/瀬戸岡紘訳『ファシズムの解剖学』
書評へのリプライ 内橋賢悟 『50-60年代の韓国金融改革と財閥形成』に対する書評(評者:涌井秀行氏)へのリプライ
書評へのリプライ 紺井博則・山田喜志夫・吉田真広・秋山誠一 『ドル体制とグローバリゼーション』に対する書評(評者:徳永潤二氏)へのリプライ
論文の要約(英文) - -
経済理論学会創立50周年「記念事業・活動強化基金」募金趣意書 - -
経済理論学会創立50周年記念講演とパネル討論のご案内 - -
経済理論学会第57回大会(創立50周年記念大会)のご案内 - -
刊行趣意・投稿規定 - -
編集後記(佐藤隆 - -