359丸善ライブラリーニュース第11号

ちょっと時間が経ってしまった。2010年8月25日発行の最新号通号162号が届いていた。
特集は「「アーカイブズの今」MLA 連携が模索する」で MLA 連携を中心に論じている(M:ミュージアム,美術館・博物館;L:ライブラリ,図書館;A:アーカイブズ,文書館・史料館)。検索,調査を含む広い意味での人間の知的活動にとってなにが必要なのか。このコンセプトを考える問題提起になる。
各モノグラフィーのリードには特集の冠がない。付け忘れたのだろう。

執筆者 タイトル
北川源四郎 (巻頭)学問の融合と学際レビュー雑誌の登場
松岡資明 (特集「アーカイブズの今」)アーカイブ後進国を脱するために
研谷紀夫 (特集「アーカイブズの今」)ポータブル端末の興隆とデジタル化された文化資源――「資料基盤」「社会基盤」「システム基盤」の三基盤の観点から――
當山日出夫 (特集「アーカイブズの今」)電子書籍と知的生産
岡野裕行 (特集「アーカイブズの今」)MLA 連携における図書館と文学館
星野雅英 (特集「アーカイブズの今」)大学図書館における担当職員数の変化の意味を考える
シェーナ・キンボル,二コルス林奈津子 (連載)デジタル化時代の図書館の役割と使命(第2回)――教育・情報・出版基盤としての大学図書館とは何か――
前田速夫 (おはようございます)知の大海を泳ぐ