287政治経済学・経済史学会編『歴史と経済』第206号

2010年1月発行の最新号。第4回学会賞受賞作は,岩間俊彦著『イギリス・ミドルクラスの世界――ハリファックス,1780-1850――』(ミネルヴァ書房,2008年1月)と宮地英敏著『近代日本の陶磁器業』(名古屋大学出版会,2008年12月)だ。
第204号までの論説の要旨は下記で読むことができる。

ジャンル 執筆者 タイトル
論説 矢島 桂 植民地期挑戦における「国有鉄道十二箇年計画」
- 坂口正彦 高度経済成長前半期における農業政策の受容形態――長野県飯田市下久堅南原(しもひさかたみなばら)集落の事例を中心に――
- 橋本規之 高度成長期日本の産業政策と設備投資調整――エチレン30万トン基準再考――
- 熊谷幸久 19世紀初頭の英国のアジア通商政策に対する地方商人及び製造業者の影響力――1812年から1813年にかけてのグラスゴー東インド協会による東インド貿易開放運動を中心に――
書評 寺村 泰 武田晴人編『日本経済の戦後復興――未完の構造転換――』,『戦後復興期の企業行動――立ちはだかった障害とその克服――』
- 永嶋信二郎 江里口拓著『福祉国家の効率と制御――ウェッブ夫妻の経済思想――』
- 江頭 進 藤本建夫著『ドイツ自由主義経済学の生誕――レプケと第三の道――』
- 宮地英敏 木山実著『近代日本と三井物産――総合商社の起源――』
会報 - 2009年度九州部会研究会報告
- - 2009年度北海道部会研究会報告
- - 第4回(2009年)政治経済学・経済史学会賞
- - 学会賞(2010年)選考対象の推薦募集
- - 2010年度政治経済学・経済史学会秋季学術大会について
英文抄録 - -