786『第3回大原孫三郎・總一郎研究会報告書』

2014年12月6日の報告書が届いた(50頁,2015年7月発行)。この会では「労研饅頭誕生と「労働科学」の接点――中国人料理人・林樹宝を中心に――」と題して報告する機会をいただいた。報告書には5ページ(22ページ〜26ページ)にまとめたものが掲載されている。
講評(時任英人倉敷芸術科学大学教授)では「今後のリサーチ次第では手堅い「饅頭」をめぐる歴史ストーリーが出来上がるのではないかと期待させる」・「あたかも暗闇から重要な人物を歴史の表舞台に初めて引き出したような感動さえ覚えさせる内容」(39ページ)と評価いただいた。また研究会参加者のアンケートには「これからの調査研究に興味を覚えました」,「発声が明朗で滑舌も良く,聴衆を考えてくださった発表」(46ページ)とあった。