758『湯の町 道後 隅々案内』

書誌情報:エス・ピー・シー出版,168頁,本体価格838円,2012年6月15日発行

湯の町 道後 隅々案内

湯の町 道後 隅々案内

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松山に住んで早いものですでに四半世紀を超した。平日は家と大学の往復だが,出張がない土曜日には道後の足湯に行く。そんなことで道後温泉については蘊蓄を傾けたいほど自信があった。このご当地本を見るとまだまだ未熟者だ。道後温泉,宿と店,神社仏閣・アート,文学,散歩コースなど道後を説明尽くしていた。
道後温泉駅を降りると目に入る道後温泉観光会館にある無料の各種パンフレットでも道後巡りには十分。観光後きちんと整理しておく人はそう多くない。整理されないまま埃をかぶるのはまだいい。ゴミ箱直行も少なくない。さらにこの町歩きガイド一冊持っていれば,道後を知り尽くし,満喫できるはずだ。背表紙がある程度の厚さがあり,本箱に収納してもいい。
この種のガイドブックによくある広告を抑えめにしていて読み応えがある。写真,イラスト,コラムも多く見ていて飽きない。「地元編集者の総力取材」は嘘ではない。評者が全湯制覇した足湯11カ所ももちろんすべて紹介している(79ページ)。時間と手間をかけた編集であることがわかる。企画・編集はエス・ピー・シー(→http://hanbai.kk-spc.com)とえひめリビング(→http://www.ehimeliving.co.jp),印刷はセキ(→http://www.seki.co.jp)といずれも地元の企業だ。
「神をも癒した日本最古の湯」道後温泉にはこのガイド本を持って(買って)是非お越しください。