489経済理論学会編『季刊 経済理論』第48巻第4号

書誌情報:桜井書店,121頁,本体価格2,000円,2012年1月20日発行,[isbn:9784905261636]

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特集は「商品論」である。「商品論をもう一度原理論研究の貯蔵庫の奥から取り出し,些かの埃を被っているならばその埃を払った上で,あえて現役の道具としての使い勝手を遠慮なく試してみ」(「特集にあたって」)ようというのだ。伊藤稿と植村稿は商品論の再読を,野口稿と田中稿は商品論の拡張を企図したものである。

ジャンル 執筆者 タイトル
特集 マルクス商品論の現代的可能性 -
- 清水真志 特集にあたって
- 伊藤 誠 冒頭商品論の現代的再考のために
- 野口 宏 固有価値としての情報材の理論
- 田中史郎 過剰商品化試論――外延的過剰商品化と内包的過剰商品化――
- 植村高久 物神性と商品――内的関連論から物象化論へ――
論文 岩田佳久 クレマン・ジュグラーと19世紀英仏マネタリーオーソドキシー
- 楠木 敦 シュンペーターの経済発展論における革新と銀行家の関係――ヴィジョンと理論構成の相剋をめぐって――
- 鍋島直樹 現代主流派マクロ経済学批判の一視角――ポスト・ケインズ派の朝鮮――
書評 八柳良次郎 小林賢齊著『マルクス「信用論」の解明――その成立史的視座から――』
- 坂口明義 宇仁宏幸・山田鋭夫・磯谷明徳・植村博恭著『金融危機レギュラシオン理論――日本経済の課題――』
- 原田裕 遠山弘徳著『資本主義の多様性分析のために――制度と経済パフォーマンス――』
- 瀬戸岡紘 馬場宏二著『宇野理論とアメリカ資本主義』
- 小倉将志郎 ロベール・ボワイエ著/山田鋭夫・坂口明義・原田裕治監訳『金融資本主義の崩壊』
- 鶴田満彦 飯田和人著『グローバル資本主義論――日本経済の発展と衰退――』
- 吉原直毅 トム・メイヤー著/瀬戸岡紘監訳『アナリティカル・マルクシズム――平易な解説――』
書評へのリプライ 毛利良一 アメリカ金融覇権 終わりの始まり』に対する書評(評者:大森拓磨氏)へのリプライ
- 森田成也 『価値と剰余価値の理論』に対する書評(評者:櫛田豊氏)へのリプライ
- 建部正義 金融危機下の日銀の金融政策』に対する書評(評者:前畑雪彦氏)へのリプライ
論文の要約(英文) - -
刊行趣意・投稿規定 - -
編集後記(後藤康夫) - -