1783日本経済新聞社地域報道センター編『新 データで読む地域再生ーー「人が集まる県・市町村」はどこが違うのかーー』

書誌情報:日本経済新聞出版,141頁,本体価格1,900円,2024年4月17日発行

日経新聞に連載された「データで読む地域再生」(2021年5月〜2022年9月)の続編である(2022年9月〜2024年2月)。
人口減対策・移住促進9,雇用・人材対策8,教育5,地域経済振興11,観光振興14,文化・スポーツ振興9,自治体の活性化11のテーマごとに全国ランキングや特徴ある取り組みを見開き2ページにまとめている。
教育については,地元進学率や女性の「工学系」進学率を取り上げている(地元進学率は石川,群馬,和歌山,女性の「工学系」進学率は山形,東京,岩手がベスト3)。公立図書館の利用率(1人あたり貸出冊数,2020年度)では,滋賀,東京,高知がベスト3で,下位県とは倍以上の差がある。
座右において行政への意見反映の資料にしたい一冊だ。