1197中川栄治著『「アダム・スミス価値尺度論」欧米文献の分析――基本的諸問題を巡って――』(下)

書誌情報:晃洋書房,xxii+807頁,本体価格14,000円,2016年10月10日

  • -

(上)に続く第II部「アダム・スミス価値尺度論」研究における基本的諸問題を巡る諸把握――19世紀末から1970年代末――」の6章,2補論の大著である。この大著をもってしても「スミスの議論に関する筆者による本格的な検討・解釈は別の機会」(「あとがき」741ページ)としながら,「スミスの尺度の測定対象」については補論で6用途にまとめている。
文献目録15ページ,人名索引9ページ,事項索引37ページとこれまた大著である。