892経済理論学会編『季刊 経済理論』第53巻第2号

書誌情報:桜井書店,122頁,本体価格2,000円,2016年7月20日発行

  • -

マルクス経済学の主要概念である価値概念の再検討だけでなく,ラスキンの固有価値論と享受能力論を検討した阪本稿にも注目だ。

ジャンル 執筆者 タイトル
特集 価値論研究の意義と可能性 -
- 勝村 務 特集にあたって
- 奥山忠信 価値論の正統性
- 岡部洋實 価値概念の再考
- 小幡道昭 商品価値の内在性――価値重心説批判――
- 阪本 崇 文化経済学における価値概念の役割――享受能力と価値形成過程――
論文 川添正弘 生産価格形成の基本構造――固定資本を考慮した三種類の逐次転化手続き――
- 柴崎慎也 商業資本のもとにおける債務の集積
研究ノート 西 淳 ベーム=柴田モデルと拡大再生産
海外学界動向 足立真理子 第24回国際フェミニスト経済学会報告記
書評 宮澤和敏 伊藤誠著『経済学からなにを学ぶか――その500年の歩み――』
- 上川孝夫 エリック・ヘライナー著/矢野修一・柴田茂紀・参川城穂・山川俊和訳『国家とグローバル金融』
書評へのリプライ 大森拓磨 『米中経済と世界変動』に対する書評(評者:涌井秀行氏)へのリプライ
- 川上則道 マルクス「再生産表式論」の魅力と可能性』に対する書評(評者:宮川彰氏)へのリプライ
- 松尾 匡 ケインズの逆襲 ハイエクの慧眼』(→https://akamac.hatenablog.com/entry/20150208/1423405450)に対する書評(評者:森岡真史氏)へのリプライ
経済理論学会第64回(2016年度)大会のご案内(大会準備委員長後藤康夫) - -
経済理論学会第64回(2016年度)大会プログラム(大会準備委員会) - -
経済理論学会第4回若手セミナーの開催について(原田裕治・大野隆) - -
論文の要約(英文) - -
刊行趣意・投稿規定 - -
編集後記(鳥居伸好) - -